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みさとし(2022.4)

「真の信仰は人よりもより多く勤め、人よりもよく養生して、正しき清き生活をすることである。」

【みさとしのポイント】

恵みや運びは普段の精進の賜物であり、自己の境遇を変えるものも自助努力にあります。より良い精進を続ける事の出来る強い心づくりこそ、真の宗教である解脱の教えの目標であり、理想の人格、自他の幸福もそこに育まれるものです。

【みさとしの前後】

神仏に信仰せば勤めずとも出世成功を遂げ、養生せずとも病気は治るとしたならば、信仰程有害、無益なものはありますまい。然し世の中にはかかる信仰心を以って居る人が少なくないことは誰も感づく処である。真の信仰は人よりもより多く勤め、人よりもよく養生して、正しき清き生活をすることでなくてはならぬ、真の人間として、人格者として立派な生活をするから、自然結論として、成功もすれば病気も治るのであると考うべきことである。

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