2019 Volunteer Report
【2019年8月27日 大雨で水害が佐賀県を中心に発生。川が氾濫し多くの家屋が床上浸水】
昨年に続き水による被害が出てしまいました。会員さんの被害、親戚知人等の被害がないかを確認しましたが情報が特に無かったため、9/3-4に2名で先遣隊として佐賀県に入りました。そのまま佐賀県武雄市ボラセンにて床下の泥水拭き、家財の清掃などを行いました。その後、9/7-8で更に3名が入りましたが、遠方である事もあり、佐賀県へのボランティアはこの2回で区切りとさせて頂きました。熊本地震などを経験しボランティアへの気持ちがある知人友人を巻き込めていない事を反省しました。今後に繋げるよう働きかけねばと思いました。



【9月8日夜の台風15号による風害が千葉県全土、関東各県で発生。広範囲に渡る停電、断水、通信遮断で更に混乱】
9/9夜に発電機を持って知人宅へ向かうも通行止め、停電による信号停止、ガソリンスタンド渋滞で4時間半もかかってしまいました。停電によって携帯基地局が機能せずネットに繋がらない事を初めて体験しました。
また風による被害も初体験でした。雨とは違いとにかく被害範囲が広く被害も飛び飛び、そして屋根が飛ばされるため見た目は被害が無さそうなのに住めなくなるなど、今までとは様子が違いました。
結果的には会員さんや知人など近い人にも数軒の被害がありましたが、やはり遠慮もあり中々教えて頂けない、と言うのが実態でした。心配かけたくないから言えない、それをもっとわかった上で聞いて頂かないと、と反省しました。
被害の中心が千葉県(近い)と言う事もあり、ボランティアに参加して頂ける方が急増しました。本当に有難い限りでした。















【10月12日 台風19号によって東北、関東、甲信の広範囲で水害が発生。更に10月25日の大雨により被害が拡大】
秋季大祭を中止に追い込んだ台風19号の水による被害は広範囲に及び、あらゆる場所で川が決壊、越水し濁流が押し寄せ、停電や断水、断ガス等が発生しました。
あまりの広範囲と甚大な被害を前に「自分達はどこに向かえば良いのか?」と途方に暮れる思いでした。そんな中、情報を集めましたが会員さんや知人の被災情報が無かったため、初めて「各自で行けるボラセンに向かってみて下さい」と皆さんに行動を委ねる形を取りました。
ボラセンでは床上、床下のドロかき、清掃作業など水被害特有のボランティアが中心となりました。皆さんが汚れるのもいとわず作業される姿は本当に素敵でした。また自主的な判断で行動を起こしてくださる方が増え、頼もしさを感じました。
微力ではありますが、今後も被災された方々に少しでも寄り添える、そんなボランティアをお互いに心掛けて活動させて頂きたいと思います。
2019年は32回、延べ131名の方にボランティアにご参加頂きました。本当に有難うございました。













